ロンドンを拠点とするこのアンサンブルは、見事なPiazzollaアルバム(BMS 1202 V)に続き、多くのメンバーの母国であるベネズエラの音楽をテーマにした作品を発表しました。今回は編成が少し変わり、ピアノなしの構成に。その代わりに、オーボエとクラリネットという二つの木管楽器が加わり、さらに数曲では、ドイツ在住のCuatro(ベネズエラの伝統的な四弦楽器)の名手Cruz Martín Rosasが参加しています。BolívarアンサンブルのリーダーであるEfraín Oscherは、Rosasとデュオとしても活動しており、本作ではRosasが手がけた三つの楽曲も収録されています。
このアルバムで表現されるのは、ヨーロッパではあまり馴染みのない独特の室内楽のスタイルです。リズミカルで、踊りたくなるような躍動感を持ちつつも、メロディアスで感情に訴えかける音楽。今回のダイレクトカット・レコーディングでも、まるで満員のコンサートホールで演奏しているかのような熱量とスウィング感、そして即興性が際立っています。
さらに、BMSによるこの作品もまた、驚くほど自然でダイナミックなサウンドが特徴です。まるで目の前で演奏されているかのような臨場感。まさにアナログ録音の魅力を最大限に引き出した一枚です。
SideA
A1 La Bikina | Natalina
A2 Quinta Anauco
A3 Emma Y El Catatumbo
A4 Curruchá
SideB
B1 El Sombrero
B2 El Tropiezo
B3 El Grano
B4 El Entreverao
B5 Caramba
レーベル:Berliner Meister Schallplatten
※受注オーダーとなります。納品までにはお時間を頂戴いたしますのであらかじめご了承ください。(目安:2ヵ月程度)